男性型脱毛症の仕組み
男性型脱毛症をご理解頂く上で、まずはざっくりと「抜け毛、生え際の後退」といったイメージを持ってください。
AGAという表現のされ方もされ、爆笑問題さんのCMや、内科に貼ってあるポスターを目にした方も多いかと思います。
男性型脱毛症は薬による治療に、一定の効果が見込まれるとされています。
ここでは症状の仕組みから薬の有効性まで説明します。
脱毛の仕組み
男性の薄毛や抜け毛は、男性ホルモンの一種が原因とされています。
健康な髪の毛は、生えてから抜けるまで6年サイクルであるとされますが、
男性ホルモンはそのサイクルを短くしてしまいます。
このことで、成長する前に抜けることや、新しく生える数よりも抜ける数が増えることが起こってしまいます。
また本数は十分でも、成長が不十分の毛が多く、薄毛に見える人もいます。
薄毛や抜け毛の進行は、頭頂部、額の生え際、前頭部など人によって様々です。
薬に効果がある理由
治療では、プロペシア等の薬の服用によって男性ホルモンの生成を抑制します。
このことにより、毛が生えてから抜けるまでのサイクルを正常な状態に戻すことができるとされています。
上で書いた通りサイクルは、髪の毛のサイクルは6年とされています。
そのため、薬の服用から効果が目に見えて現れるまで、最低でも6ヶ月を要すると言われています。
この点については辛抱強さが必要ですが、国内の臨床試験では以下の高い割合で髪の毛が増えて、太さが増したとという報告があります。
半年で48%、1年で58%、2年では68%、3年で78%。
予防と早期治療が大切
ご存知な方が多いように、薄毛、抜け毛と遺伝には強い関連性があることが研究でも明らかになっており、
毛髪のDNA配列を解析することによって、AGAのリスクとフィナステリドの効果を判定できるほどです。(立川駅前メンズケアセンターではこの検査を行っておりません。)
男性型脱毛症は進行性です。しずかに確実に進んでいきます。
そのため、薬による予防・早期治療が大きな効果を表します。
立川駅前メンズケアセンターも、一見薄毛には全く見えない患者様や、20代の患者様が多数いらしております。